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ウサギさんの臼歯過長
2013.07.22.
ウサギさんは、前歯、奥歯が非常に繊細でして、時にかみ合わせが悪くなったり伸びすぎたりして大きな問題に発展します。
というのも、伸びすぎた歯が口の中や舌を傷つけて、歯肉炎、口内炎を起こし物を食べなくなってしまいます。
一日くらい食べなくても…というのが非常に危険です。
犬なら5日くらい、ネコちゃんだと2日くらい絶食に耐えることができますが、ウサギさんの場合は一日の絶食が命取りになります。
そして、胃腸の運動機能の低下、脂肪肝、腸内細菌の乱れなどの合併症を起こし、更なる危険な状況に落ち込んでいきます。
原因としては先天的なものや、牧草をあまり食べてくれない子に多く起こります。
治療としては、伸びた歯を切るんですが、おおきな問題として全身麻酔をかけないといけないということです。
処置自体はそんなに複雑なことではないのですが、麻酔には少なからず危険が伴います。
ただ、やらなければ状況は悪化していくのみなので、やるしかないのです。


前振りが長かった割に、写真がいけてない。
それは院長がカメラの扱いがイマイチだからです。そこは無視してください。
奥歯がベロに向かってトゲ状に伸びています。
さらに、奥にはベロに傷ができていました。
この子は涎が止まらなくて来院しました。食欲はまだあったのですが、「体力があるうちに」ということで飼い主さんが決断して
くださったので麻酔下で処置を行いました。
キレイにカットして、あとは写真の腕を磨くのみです(^_^;)

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