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■症状
ノドの腫れや膝の裏のシコリで気づかれることが多く、元気・食欲などに問題がないことあります。 -
■診断
血液検査だけでなく、細胞診検査や場合により病理組織検査が必要となり、これは細胞のタイプ、悪性度などにより治療法が異なるため、非常に重要なプロセスになります(新Kiel分類)。 -
■治療
リンパ腫は無治療であると、平均生存期間は4~8週間といわれています。しかし、抗がん剤への反応は良く、犬では寛解率が80%で生存期間は約1年です。猫では腫瘍のタイプにもよりますが、寛解率が60~70%、生存期間は5~7か月と言われています。

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■症状
細い針を刺して細胞を採取して行う細胞診検査で大部分は診断がつきます。そして、肥満細胞腫であることが確認されたら、周囲のリンパ節や、内臓への遠隔転移の有無を調べるために血液検査、レントゲン検査、エコー検査を行います。 -
■治療
外科手術、抗がん剤、放射線療法などが有効で、細胞のタイプ、位置、動物の状態に合わせて治療を組み立てていきます。
- 造血器腫瘍(白血病など)
- 皮膚腫瘍
- 肛門嚢アポクリン腺癌
- 口腔内腫瘍(悪性黒色腫、扁平上皮癌、線維肉腫など)
- 乳腺腫瘍
- 消化器腫瘍(胃、小腸、盲腸、大腸の腺腫・腺癌など)
- 泌尿器腫瘍(膀胱の移行上皮癌や腎細胞癌など)
- 腹腔内腫瘍(肝細胞癌、脾臓血管肉腫など)
- 鼻腔腫瘍
- 胸腔内腫瘍(肺がん、胸腺腫、心臓腫瘍など)
- 甲状腺がん
- 生殖器腫瘍(精巣腫瘍、卵巣・子宮の腫瘍)
- 骨肉腫など
2023.08.17.
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